モノクロ映像で魅せる「ゴジラ-1.0」
こんにちは。うすれやです。
今日は私の大好きな映画シリーズ「ゴジラ」をベースに映像や表現について書いていきます。
少し違った視点で作品に触れたい!という人は一緒に考えましょう。
筆者について簡単に
別名義で映像制作を本職としています。
実績は多数ですが、ここでは公開すべき時に公開予定です🤫
自分の考えをまとめて伝えるのが苦手な人。
その問題を解消すべく、ブログを唐突に始めた。
自分の頭の中をさらけ出すブログを書いていくので、ぜひご覧ください🙌
本題
最新作「ゴジラ-1.0」がモノクロ上映
皆さんには映画・本・絵画などジャンル問わず、好きな作品はありますか?
私は幼い頃から祖父と見ていた「ゴジラシリーズ」が大好きです。
今となっては世界の怪獣王ですね。(キングコングを忘れて)
そんなゴジラシリーズの最新作が先月頃から公開されており、アメリカで公開された邦画のなかで興行収入が歴代一位を獲得しました。
いやぁさすが怪獣王。箔が違いますね。
そんな勢いづいている最新作がなんと、モノクロでの上映が決定しました!すごい!!
「ただ白黒にしただけなんでしょ?自分の家のテレビの設定でできそうだけどね?」
そうです。その通りです。プロが白黒に変えました。家のテレビじゃ再現できない白黒です。
一体何が違うのか。それは、、、
「陰影の濃さ・薄さ」
です。
白と黒だけで表現はできる
皆さんは絵や写真などを見るとき、きっと色鮮やかな方が好印象を受けると思います。
最近の流行りでいうと、Tiktokで「ロリ神レクイエム」を音源とした動画がたくさん上がっているはずです。
このロリ神レクイエムの本家はネオンライトを基調とした色鮮やかな表現をしています。
だからこそ音楽だけでなく、映像も頭に残りダンスも流行っているわけです。
人の脳は刺激が強いものが残りやすいのです。
つまり、色鮮やかな映像の方が好印象を受けやすいとなります。
ではゴジラはなぜモノクロ上映で挑んでいるのか。
実は、白黒でも十分と言っていいほど好印象を与える表現は可能なのです。
例を出すとすれば、「3回見たら死ぬ絵」など、思い出したくもないのに頭に残っているはずです。あれは好印象とは言えませんが...
ですが、印象を残すには十分ということがわかるはずです。
でもただ白黒にするだけでは不十分です。
ここからがプロの見せ所です。
陰影の濃さ・薄さを微調整することで、見せたい部分とそうでない部分に差を与えているのです。
よく、映像では見せたい部分を強調するために、そうでない部分をぼかすという効果を用います。それと似たようなことです。
全くのモノクロにせず、中間色(グレー)などをうまく織り交ぜることで、表現に幅を利かせています。
最後に
モノクロ上映は現代において珍しい逸品です。それが吉と出るか凶と出るか。
きっと、たくさんの技術が詰まった、全く別物の作品となっていることでしょう。
もう最新作を見に行ったという人も、そうでない人も、ぜひ劇場に足を運んでみてください。
まったね~👾👾👾